足場工事における注意点まとめ!安全な工事のために知っておきたいこと

佐賀市を中心に足場工事・塗装工事を承っております、株式会社風企(ふうき)です。

足場工事にはさまざまな危険があり、安全規則をはじめとしたルールは年を追うごとに厳格になっています。
しかしながら、安全を左右するのは足場を担当する会社、ひいては現場で働く作業員の対応ともいえるでしょう。

今回は、足場工事において気を付けたい、危険・注意点と防ぐ方法について、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 足場工事における危険・注意点とは?

・墜落、転落

足場の組立ては高所作業となるため、常に墜落・転落事故の危険と隣り合わせです。
建設業での墜落・転落による事故は、労働災害のなかでも多く、死亡災害の3割を占めるとされています。
ハーネスの装着や、手すり・安全ネットなどの設置が義務付けられ、少しずつ事故は減っていますが、油断はできません。

・資材の落下

足場材の落下や、不注意による建物への打ち付けが、重大な事故につながることもあります。
過去の事例では、足場の解体中に鉄パイプが落下し、通行人に直撃して死亡する事故などが見られます。
建物に足場材を打ち付けると、施主から賠償を迫られることもあるでしょう。

・資材の不良

足場材は頑丈ですが、不良品を使用すれば足場が破損することもあります。
足場工事中でなくても、職人が足場を使用していた際に破損してあわや事故に、というケースも見られます。
足場材の点検は、足場の組立て以外でも気を付けたい部分といえるでしょう。

・足場の倒壊

先の資材の落下と関連しますが、施工不良や風の影響によって、足場が倒壊することもあります。
作業員だけでなく、通行人などを巻き込む恐れがあり、最も気を付けたい労働災害かもしれません。
強度設計はもちろん、当日の天候から養生シートを畳むなどの対応が求められます。

■ 予防策①:KY活動

KY活動とは「危険予知活動」のことです。
KY活動では、作業に入る前に、労働災害となり得る危険な行動やシチュエーションを想定し、防止するために対策を打ちます。
多くの現場では作業開始前に、予測される危険を作業員らにあげてもらい、対策を考え、指差し呼称などで確認する流れが一般的かもしれません。

KY活動は基本として、不注意の防止や、危険行動の回避など、作業員の安全意識を高めるのが目的です。
毎日実施されるものですが、ネタ切れしやすいという課題もあり、その際は視点を変える、実際の起きた事故を参考にするなどの方法が有効かもしれません。

■ 予防策②:5S活動

5S活動とは、職場環境の改善を目的とした活動のことです。
KY活動は作業員の意識、内側から働きかけるのに対し、5Sは外から働きかける側面が強いといえます。
なお5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・しつけの頭文字をとったものです。

・整理

必要なものを残し、要らないものを片付けます。

・整頓

必要なものがすぐに取り出せるよう、置き場所・置き方を決めます。

・清掃

掃除をしてゴミを無くし、同時に点検を実施します。

・清潔

整理・整頓・清掃を実行したうえで、きれいな環境を維持します。

・しつけ

決められたルールを遂行できるよう、作業員に習慣づけます。

どれも当たり前に思えるものばかりですが、整った環境を維持することによって、業務効率化・職場環境の改善・安全性の確保に役立ちます。
足場工事では、足場材の置き場などを中心に実施できるでしょう。

■ 佐賀市での足場工事は「株式会社風企」へ!

株式会社風企は、佐賀市を拠点に足場工事・塗装工事を承っております。

資材を自社で所有しているため、破損の有無などは欠かさずチェックしており、安全性に配慮した足場を組立てております。
戸建て・店舗・アパートなどの建物で、足場をお求めでしたら、お気軽にご相談くださいませ。

お見積り・ご相談はメールフォームより受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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■ まとめ

足場工事において注意したいのは、墜落・転落、資材の落下、資材の不良、足場の倒壊などです。
これらはKY活動による安全意識の向上、5S活動による環境改善によって、ある程度防ぐことが可能でしょう。
基本に立ち返る、基本のルールを徹底することが、安全への一歩になります。


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